編入学は神戸大学経営学部が絶対おすすめ!!過去問編〜令和1年度(平成31年度)マーケティング論第3問〜
前回の記事では、神戸大学経営学部編入試験マーケティング論の、令和1年度(平成31年度)の過去問第2問について解説しました。
※前回の記事はこちら→編入学は神戸大学経営学部が絶対おすすめ!!過去問編〜令和1年度(平成31年度)マーケティング論第2問〜
※その他編入試験のまとめ記事はこちらから
今回の記事では前回に引き続き過去問の解説に入っていきます。
「令和1年度マーケティング論の第3問の内容は?」
「どうやって解答すれば良いの?」
「勉強方法が分からない」
これらの疑問に全て答えます!!
今回は令和1年度マーケティング論シリーズ、第3問になります。
それではどうぞ!!
※注意!!神戸大学経営学部は試験問題を公表していません。ですから、実際の問題の言い回しを若干変えております。大まかな内容は実際の問題に寄せていますので、安心して参考にして下さい。
令和1年度マーケティング論の試験内容(問3)
・具体的なマーケティング事例を挙げながら、プッシュ戦略とプル戦略の違いについて述べよ。
解答
・ここでは日清食品の事例を挙げながら、プッシュ戦略とプル戦略の違いを述べていく事とする。
まずプッシュ戦略とは、メーカーが小売業者や流通業者の卸業者、あるいは直接消費者に積極的に商品を売り込んでいく、正に押す戦略の事である。日清食品のカレーメシは、当初売り方や食べ方が上手く伝わってなかった。そこで日清食品は卸業者相手に売り場の展開やPOPの添付、大量購入での大幅なリーベートの実施、消費者相手の試食会や、プレゼント等を通じて積極的に売り込み認知度を上げていった。上記の様にプッシュ戦略とは、新製品であったり、まだブランドが育っていない場合に、卸業者や消費者に直接働きかける戦略である。
次にプル戦略とは、メーカーが直接売り込みをかけるのではなく、消費者に買いたいと思わせる仕組みを作る、正に引く戦略である。日清食品のチキンラーメンを事例に上げる。同社のチキンラーメンのCMは、寒い冬にこたつで暖まりながら、湯気の立つ美味しそうな卵入りのラーメンを写している。異なるCMでは冬のキャンプ場にて、熱々のラーメンを作り、体を温めながらとても美味しそうに食べている様子を映している。また、新垣結衣をCMに起用しブランドイメージの向上を図ったりしている。他にもSNSやクチコミ等を利用して様々な食べ方を紹介していたり、発信してたりするのである。上記の様にプル戦略とは、消費者に買いたい気持ちを抱かせ購入して貰う戦略の事であり、ブランドが市場に認知されている場合に取られ易い戦略である。以上
解説
・今回はプッシュ戦略とプル戦略の違いを問う問題でした。それぞれが対になる戦略は、比較的覚え易いので、戦略の違いを念頭に入れ、事例研究を絡めながら積極的に頭へ入れていきましょう!!
今回は流通分野と広告分野から出題されましたね。
参考資料
・第5版マーケティング戦略(有斐閣出版)
こちらの第10章P.223~250を参考にしました。
・ケースに学ぶマーケティング(有斐閣出版)
こちらのP.181~189を参考にしました。
・コトラーのマーケティング入門
試験で問われた概念をこの本で確認しましょう。マーケティングの辞書的バイブル本です。
※それとこちらも参考になるので余裕があれば見ておいて下さい。
・1からのマーケティング<第4版>
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神戸大学経営学部編入学に合格するため、二人三脚で頑張っていきましょう!!
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