編入学は神戸大学経営学部が絶対おすすめ！！過去問編〜令和1年度(平成31年度)マーケティング論第1問〜

前回の記事では、神戸大学経営学部編入試験マーケティング論の、令和2年度の過去問第3問について解説しました。

※前回の記事はこちら→編入学は神戸大学経営学部が絶対おすすめ！！過去問編〜令和2年度マーケティング論第3問〜

※その他編入試験のまとめ記事はこちらから

今回の記事では前回に引き続き過去問の解説に入っていきます。

「令和1年度マーケティング論の第1問の内容は？」

「どうやって解答すれば良いの？」

「勉強方法が分からない」

それではどうぞ！！

※注意！！神戸大学経営学部は試験問題を公表していません。ですから、実際の問題の言い回しを若干変えております。大まかな内容は実際の問題に寄せていますので、安心して参考にして下さい。

令和1年度マーケティング論の試験内容（問1）

・以下の3つのマーケティング用語について説明せよ。

①買い回り品

②チェーン・ストア

③損益分岐点

解答

①買い回り品とは、その商品を購入する際に、耐久性、デザイン、スペック等を比較検討する必要がある耐久消費財や趣味の品の事である。商品の比較検討のため、様々な商店あるいはショッピングサイトを回る必要がある。例として家具や家電、衣料、アクセサリー等が挙げられる。以上

②チェーン・ストアとは、統一性のある店舗を多数出店することにより、様々なメリットを生み出し、利益を生み出す経営手段の事である。メリットとして規模の経済性や、統一ブランドによる認知度の向上等がある。また、チェーン・ストアの種類には大きく分けて3つ挙げられる。運用企業が自ら資金を投下し、店舗や設備、従業員等を準備して経営を行うレギュラーチェーン。フランチャイズ契約を基に、本部にロイヤリティを支払い店舗に加盟させて貰うフランチャイズチェーン。独立している個々の小売店が、同じ目標を持った小売店と本部を結成して構成されるチェーンであるボランタリーチェーン。以上3つが主なチェーン・ストアの種類になる。以上

③損益分岐点とは、売上と総費用が等しくなり、損益がゼロになる時の売上の事である。損益分岐点よりも売上が上がれば利益が発生し、損益分岐点よりも売上が下がれば損失が拡大する。まさに利益と損失との分岐を表す指標と言える。以上

解説

・今回はマーケティングの中でも経営学や会計学的な要素を問われる問題でした。この様にマーケティング論は様々な分野と密接に関わりのある専攻科目です。マーケティング論で問われる事が経営学で問われる事もありますし、その逆もあります。編入試験の選択科目選びに悩まれている方は、ぜひマーケティング論と経営学とを一緒に選択する事をお勧めします。

参考資料

・第5版マーケティング戦略(有斐閣出版)

こちらの第9章P.202~P222を参考にしました。

・ケースに学ぶマーケティング(有斐閣出版)

こちらの第9章P158~P174を参考にしました。

・コトラーのマーケティング入門

試験で問われた概念をこの本で確認しましょう。マーケティングの辞書的バイブル本です。

※それとこちらも参考になるので余裕があれば見ておいて下さい。

・1からのマーケティング<第4版>

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