編入学は神戸大学経営学部が絶対おすすめ！！過去問編〜令和2年度マーケティング論第2問〜

前回の記事では、神戸大学経営学部編入試験マーケティング論の、令和2年度の過去問第1問について解説しました。

※前回の記事はこちら→編入学は神戸大学経営学部が絶対おすすめ！！過去問編〜令和2年度マーケティング論第1問〜

※その他編入試験のまとめ記事はこちらから

今回の記事では前回に引き続き過去問の解説に入っていきます。

「令和2年度マーケティング論の第2問の内容は？」

「どうやって解答すれば良いの？」

「勉強方法が分からない」

それではどうぞ！！

※注意！！神戸大学経営学部は試験問題を公表していません。ですから、実際の問題の言い回しを若干変えております。大まかな内容は実際の問題に寄せていますので、安心して参考にして下さい。

令和2年度マーケティング論の試験内容（問2）

・具体例を挙げながら、属性という概念を用いて市場細分化について説明せよ。

解答

・ここでは東洋水産の麺づくりを例に述べる。従来、カップ麺市場は油で揚げたフライ麺が主流であり、メインの消費者も男性が大半であった。そこで東洋水産はメインの消費者を開拓するため、消費者の属性を基に市場を細分化し新たな顧客層を開拓した。具体例には、こってりした味わいを好まない、あっさりした物を求める女性の属性を分析し、その属性向けに、今まで市場になかったノンフライ麺である麺づくりを開発、投入し、市場を細分化したのである。まとめると、あっさりした麺を好む女性層という属性の切り口で、カップ麺市場を細分化し、ノンフライカップ麺という市場を作り出したのである。以上

解説

今回は属性と市場細分化に関しての問いでした。属性とは消費者が所属している性質の事です。市場細分化はこの属性を分析し、適切なマーケティングを行なっていく事で初めて効果を発揮します。今回の過去問でも、マーケティングの基本概念が問われました。基本をしっかり抑えれば、神戸大学経営学部編入学も夢ではありません。合格に向けて頑張っていきましょう！！

参考資料

・第5版マーケティング戦略(有斐閣出版)

こちらの第3章P.58~P76を参考にしました。

・ケースに学ぶマーケティング(有斐閣出版)

こちらの第3章P.42~P59を参考にしました。

・コトラーのマーケティング入門

試験で問われた概念をこの本で確認しましょう。マーケティングの辞書的バイブル本です。

※それとこちらも参考になるので余裕があれば見ておいて下さい。

・1からのマーケティング<第4版>

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