編入学は神戸大学経営学部が絶対おすすめ!!過去問編〜令和3年度マーケティング論第4問〜
前回の記事では、神戸大学経営学部編入試験マーケティング論の、令和3年度の過去問第3問について解説しました。
※前回の記事はこちら→編入学は神戸大学経営学部が絶対おすすめ!!過去問編〜令和3年度マーケティング論第3問〜
※その他編入試験のまとめ記事はこちらから
今回の記事では前回に引き続き過去問の解説に入っていきます。
「令和3年度マーケティング論の第4問の内容は?」
「どうやって解答すれば良いの?」
「勉強方法が分からない」
これらの疑問に全て答えます!!
今回は令和3年度マーケティング論シリーズ、第4問になります。
それではどうぞ!!
※注意!!神戸大学経営学部は試験問題を公表していません。ですから、実際の問題の言い回しを若干変えております。大まかな内容は実際の問題に寄せていますので、安心して参考にして下さい。
令和3年度マーケティング論の試験内容(問4)
・個々の製品・サービスではなく、アソートメント(品揃え)やラインナップの全体的な構成により、マーケティング上の優位性を生み出している企業の事例を挙げ、そこではどのようなマーケティング上の優位性を生じさせているかを述べよ。
解答
・ここではAppleのiPhone事例を述べる。Apple製品においてiPhoneには大きく分けて3種類のモデルがある。まず数字が振られた通常版のiPhoneのナンバーモデル。次にハイエンドモデルのPro、最後に廉価モデルのSEである。Appleは消費者の用途に合わせ、モデルの異なるタイプを市場に投入する事により、スマートフォンユーザーに対しスマートフォンを購入する際に、iPhoneブランドの選択肢を広げる事が可能になったのである。この異なる3種類のiPhoneのアソートメント、ラインナップによってAppleは他社に比べマーケティングに優位性を生じさせているのである。
具体的にどの様なマーケティングの優位性が生じているのかを述べる。通常スマートフォンを購入する際、購入者は様々な要素で検討する。価格、スペック、見た目、ブランド、企業に値するイメージ等々。iPhoneはAppleの製品というイメージ、ブランドがある。それらに加え、機能性の高い物を求める層にはハイエンドモデルのProを、普遍的な機能を求める層には通常版を、価格を求める層には廉価モデルのSEを、といった様に他社にはない品揃えやラインナップを揃える事で、スマートフォンを求める様々な層を取り込む事が可能になるのである。このアソートメント(品揃え)やラインナップの全体的な構成により、Appleはマーケティング上の優位性を獲得出来ているのである。以上
解説
今回はマーケティングの中でも製品政策に関する問いでした。企業は製品を開発、展開する上で単発の製品だけではなく、製品の幅や深さを考える事が大切になるという考え方でした。
参考資料
・第5版マーケティング戦略(有斐閣出版)
こちらのP.178〜201を参考にしました。
・ケースに学ぶマーケティング(有斐閣出版)
こちらの第7章、新製品開発も参考になります。
・コトラーのマーケティング入門
試験で問われた概念をこの本で確認しましょう。マーケティングの辞書的バイブル本です。
※それとこちらも参考になるので余裕があれば見ておいて下さい。
・1からのマーケティング<第4版>
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今回はマーケティング・ミックスの製品政策になります。製品政策はマーケティング・ミックスの中でも重要な要素の一つです。しっかり抑えておきましょう。
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